杉並区粗大ごみについて思うこと
時代が過ぎるにつれて、徐々にエコロジカル・フットプリントは増加していき、1980年代には人間の経済活動は生態系の自浄能力を阻害する程度にまでなります。
ちょうどこの時期が、生態系がなんとか自分自身を維持する能力と人間が生態系にかける負荷とのバランスが取れている時期ですね。
ここで止まっていればまだよかったんですが、残念ながら経済活動は止まることを知らず、今や地球1.2個が必要な規模になりました。
逆に言うと、生態系が足りなくなっているわけですから、地球の生態系は年々、劣化しているということになるわけです。エコロジカル・フットプリントも生態系面積も、地域ごとにかなりのばらつきがあります。
たとえば、カナダは一人当たりのエコロジカル・フットプリントは8.84とかなり大きい。
しかし、生態系面積は14.24なので、生態系的には黒字であるわけです。オーストラリアも同様で7.03も生態系面積が大きい。
地域でいえば、アフリカは全体で黒字です。逆にクウェートのような産油国はマイナス7.35という大幅な赤字であります。
さて、ここからどのようなことが分析できるのかと言いますと、カナダやオーストラリア、そしてアフリカの国々がもっと環境負荷を大きくしてもいいというわけではありません。
数字で見ると、このような地域は生態系で黒字になっているように、一見思えるかもしれません。
しかし、さきほども見たとおり、地球全体としては大幅な赤字なのです。
つまり、カナダやオーストラリアの黒字分は、赤字である国々、たとえば日本、アメリカ、クウェートという国家によって貿易という形で買われているのです。
そこにはお金が介在します。すると、支配権を握ることができるのは、どうしてもお金のある先進国になります。
アジア・アフリカの人たちの犠牲の上に、アメリカ・ヨーロッパの生活がここはとても重要で、日本はお金があるから、自分の生態系面積以上の経済活動を行えるわけです。
この影響がどのように世界全体に影響するのか、各国のデータを見ながら話していきます。
成り立っている、ということができるのです。したがって、生態系的に赤字の国が黒字の国から、お金のある国がお金のない国から、生態系を買うということがより進むことになるわけです。
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